カーセンサーで多いトラブルとは?トラブルは一括査定だけじゃない?

Pocket

カーセンサーのトラブルは一括査定による電話だけじゃない

遠方の中古車を購入する際にトラブルが起こりやすい?

保証範囲の確認はトラブル回避の第一歩

 

 

中古車の紹介という意味ではカーセンサーとgooの2強です。

カーセンサーというだけである程度の安心感を我々が持ってしまうのも事実ですね。

しかし、カーセンサーの母体がリクルートということからも想像できるように、カーセンサーはあくまでマッチングをしているだけですので、中古車そのものに何かしらの問題があったとしてもカーセンサーでは取り合ってくれません。

カーセンサーはリクルートの中古車版みたいなものなので、なにかしらのトラブルがあったとしても、掲載料を払ってカーセンサーに載せてもらっている業者に対してクレームをつけることになります。

カーセンサーも紹介屋さんという形で大きく関係している問題ですので、今回はカーセンサー関係のトラブルについて紹介していきたいと思います。

カーセンサーのトラブルは一括査定による電話だけではない?

カーセンサーの一括査定は「他の一括見積がせいぜいMAX10社」なのに対し、MAX30社から一括見積を取ることができるので、相見積もりを取る場合は非常に有効的な方法です。

しかし、事前に営業の電話がたくさんかかってくることを承知した上で利用していない利用者からしたら『電話が鳴りやまない!カーセンサーいい加減にしろ』とトラブルになりかねません。

カーセンサーの一括査定に関しては、ある程度売るという意思を固めた上でいかに業者同士に競ってもらって高く売るかという利用が望ましいでしょう。


電話をかけてきて欲しくない場合のカーセンサー一括査定の利用方法

相見積もりはたくさん取りたいけど、電話がジャンジャンかかってくるのは嫌だという方も一定数いると思います。

「今すぐ自動車を直接見せて査定したい」という電話がひたすらかかってくるわけですから、1つの業者からの電話を切るだけでも疲れてしまいそうですよね。

そんなときに便利なのが、【連絡をメールやFAXに限定してしまう方法】です。

カーセンサーの一括査定を進めていくと

【任意項目:売却希望時期など、ご希望がある場合は、こちらをクリック】

という『売却希望時期など、ご希望がある場合は、こちらをクリック』の部分のみがリンクになっている部分があります。

そのリンクをクリックすると『連絡希望時間帯』という欄が存在します。

この欄は一見すると『電話はこの時間にだけ掛けてきてね』という項目にしか見えませんが、ここに【連絡はメールを希望or連絡はFAXを希望】と書いておけば、ほとんどの業者はその通りにしてくれます

一部の業者は記載を無視して電話してくるようですが、MAX30社が数社に減るのは、精神的にかなり負担が減りますよね。


カーセンサーの利用は実はトラブルになりにくい

カーセンサーは紹介屋さんなので、トラブルになったとしてもカーセンサーは取り合ってくれませんよというのは本当です。

しかし、カーセンサーはカーセンサーの看板を貸している以上、その信頼性が揺らがないように中古車買取業者に対しては審査が厳しいです。

まず掲載までのハードルも高いですし、修理歴や事故歴などを故意に隠して売っていたりする悪質業者は出入り禁止になります。

そういう業者を排除してくれているというだけでも中古車売買で起こりがちなトラブル要因は少ない環境だといえます。

カーセンサー認定車についても、gooの認定車よりも基準が厳しいですし、ジャッジが厳しいということは消費者の立場からすれば利用しやすいですよね(^^)

カーセンサーでトラブルになりがちなのは遠方の中古車を購入する場合

ひと昔であればインターネットを利用する人の割合が少なかったですし、実際に自分の目でみることができる近場での中古車購入が当たり前でした。

しかし、インターネットがどんどん庶民のツールになっていったことで、日本全国の中古車の情報をカーセンサー netやgoo netを利用して,スマホからでもサクサクと検索できてしまいます。

そういう背景の中、【中古車を電化製品や家具などを購入するような感覚で買う人】が増えてきている現実があります。

確かに、理想的な一台が必ずしもあなたが住んでる近県(休日にそこまで足を運べる範囲)にあるとは限りません。

交通費だって中古車の購入にかかる総額の一部ですから、なるべく出費を抑えたいという気持ちは分かります。

都市部であればお店が多いので選択肢も多いですが、地方だとお店も少ないので、『コレだ!』という車を見つけても「行って帰ってくるだけで交通費が〇万円以上かかる。。。」というケースもあるでしょう。

しかし、実物を見ないで中古車を購入することはトラブルの元です。

中古車の購入は、可能な限り実物を見てからの購入をおススメします。


遠方の業者から中古車を購入するデメリットは多い

実物を見ずに中古車を購入するのはトラブルの元ですが、遠方の場合だと

①陸送費(輸送費)が別途かかる

②個人経営の場合、なにかしらの不具合があった場合に保証を受けにくい

③手続きが面倒

遠方の業者から中古車を購入するとしても、【ディーラー系の大手中古車店】や【全国にチェーン展開している中古車店】からの購入が無難です。

個人経営の中古車店の場合なんかだと、何か問題があっても保証を受けるのが難しいからです。

また、全国展開してるガリバーで購入するなら陸送費が比較的安い印象です。

普通に運んで貰うと結構高くつく(最低2万~、遠いと10万以上)ので、公共交通機関でそのお店まで行って、乗って帰ってくる方が安くつくこともあるかもしれません。


遠方で中古車を購入するのであれば、総額でどれくらいかかるかの計算は必須です。

カーセンサーで多いトラブルとは? まとめ

カーセンサーはあくまで紹介屋さんなので、トラブルがあったとしても対応してくれません。

カーセンサーに対してクレームをつけるとしたら、『カーセンサーのHPで記載されている内容がおかしい』というものになります。

例えば、カーセンサーの雑誌に『修理歴なし』と書いてあったのに、実際は修理歴有りだったとします。

この件でカーセンサーにクレームを付けたとしても、カーセンサーは中古車に対する補償などはしてくれません。

虚偽の記載をしていた中古車業者はカーセンサーに今後広告を載せてもらえなくなるものの、売買内容に関する対応はしてくれないということです。

 


業者の選別が相当程度なされている点は評価できますし、カーセンサーの一括査定で連絡手段をメールにほぼ絞れる点など、利用しやすい環境であるのは間違いないです。

また、やはり遠方から自動車を購入する場合は、中古車ではなく新車の方が無難です。


決して小さな買い物ではありませんので、この記事を読んでくださった方が納得のいくクルマと巡り合えることを願っています。

コメントを残す