
中古車にはどんな保証があるの?
カーセンサーアフター保証の注意点は?
中古車の仕入れ先は同じだという認識
中古車は新車と違い、購入価格は安く済ませることができる反面、様々な故障のリスクについて考えていかないといけません。
「中古車=保証なんてついてない」という認識の方もいると思いますが、保証がついた中古車も多いので、まずは中古車にはどんな保証がついてるのか見ていきましょう。
一口に保証といっても本当にピンキリですので、乗り続ける予定の期間や総額での予算などと合わせて考えていきましょう。
中古車にはどんな保証があるの?
中古車についている保証の種類としては
①ディーラー保証
②自社保証
③メーカー保証継続
④外部保証
大きく分けてこのあたりでしょうか。
①ディーラー保証
これはディーラーが中古車向けに付けている保証ですね。
ディーラー保証という名前の通り、ディーラーから中古車を購入するときにこの保証を受けることができます。
日産だとワイド保証、ホンダのホッと保証、トヨタのロングラン保証なんかがこのディーラー保証になります。
それぞれ名前は異なるものの、消耗品以外の1年保証(走行距離無制限)という内容になっています。
ディーラー保証は安心できそうだということで追加料金を払って延長する人もいますね。
この辺りは、どれくらいの期間その中古車に乗るつもりなのかと合わせて検討したいところです。
ディーラー保証はディーラーが自信を持っている車につける保証ですので、新車の保証並みだと言われています。
逆に言うと、この中古車をディーラーで購入する時の購入金額もそれに応じただけお高くなることが多いということでもあります。
②自社保証
販売店が自社で付けている保証です。
3か月3000キロという保証期間が多いですね。
保証部位が販売店によって違うことも多いので、最初に確認しておきたいところです。
また、故障のリスクがそれなりに想定される中古車を購入するのであれば自社保証だけだと後で後悔することになるかもしれません。
半年後に修理代がかなりかかる故障をしたら全部自腹ということですからね。
自社保証も1か月だったり半年だったりとマチマチなので、他の保証に入れるかどうかということと合わせて、購入前にしっかりと把握しておきたいポイントです。
③メーカー保証継続
メーカーが保証するのは新車に対してですが、その保証期間中に所有者が移った場合はメーカー保証を継続することができますよということです。
メーカーの新車保証が残っているくらいですから、相当キレイな車ですし、お値段もそれなりにします。
新車保証の継続の費用は1万5000円くらいですかね。だいたい。
また、新車保証の継続は費用が掛かるので、残りの期間がどれくらい残っているのかと合わせて検討する必要があります。
仮に、新車保証5年の車を、残り4年くらい保証期間が残っている状態で購入するのであれば絶対付けた方がお得ですよね?
メーカー保証は上限金額無制限で、期間内であれば何回でも無償修理してくれますので、ある程度の期間が残っているのであれば付けた方がいいです。
④外部保証
カーセンサーアフター保証やgoo保証はこの外部保証にあたります。
メーカー保証継続の場合は、新車としての保証期間が残っている車が対象ですし、ディーラー保証もかなりキレイな車に付いていることが多いです。
逆に、自社保証だけだと保証内容や期間に不安が、、、ということになりますので、いわゆる中古車を購入したときにお世話になることが多いのがカーセンサーアフター保証などの外部保証ということになります。
カーセンサーアフター保証はカーセンサー認定が加入条件になりますし、走行距離や経過年数などの条件もあります。
goo保証も似たような感じですね。
外部保証に必要な費用は、走行距離などの条件が悪くなるほど割高になっていきます。
また、国産車より輸入車(外車)の方が外部保証にかかる費用も高くなる傾向にあります。
国産車(10,800円~172,800円まで)
輸入車(46,440円~487,620円まで)
輸入車の方がカーセンサーアフター保証が高く設定されているのはなぜ?
まず、国産車と輸入車のどちらが故障しやすいかということを考えると、輸入車の方が全体的に故障のリスクが高めです。
保証期間についても、国産車の場合は最長3年なのに対し、輸入車は最長2年です。
輸入車の場合だと、一回の故障で数十万単位での修理費はザラなので、それを保証する側もそれなりの金額を貰わないと商売にならないんですね。
割高なのは気になるところだと思いますが、いざ不具合が見つかった時のことを考えると、加入しておいた方がリスクはかなり減らせます。
カーセンサーアフター保証の注意点は?
何かしらの不具合が発生して、カーセンサーアフター保証に加入していたことを思い出したとします。
その場合に、まずすべきことですが
・保証会社に保証対象かどうかの判断をしてもらう
ことです。
修理会社にどれくらいの修理金額が必要かという修理見積を出してもらって、それを元に保証範囲かどうかを教えてもらいます。
ここで注意するポイントですが、勝手にそのへんの工場で修理してはいけません。
ちなみに、修理の見積もりを出してもらうのにかかるお金は自己負担です。
【カーセンサーアフター保証】連絡先
0120-511-417
平日18時までみたいです。まずは電話で聞いてみるといいんじゃないでしょうか?
カーセンサーアフター保証ってどうなの?まとめ
中古車の保証は①ディーラー保証②自社保証③メーカー保証継続④外部保証 に大別することができますが、カーセンサーアフター保証は④の外部保証に該当します
ディーラー保証やメーカー保証継続が利用できるほど状態のいいキレイな車は、保証も手厚くなりがちですが、費用も当然高くなります。
かといって、自社保証の3か月や3000キロ、保証の浅いお店だと1000キロとか1か月の保証だと故障した時に困ってしまいます。
カーセンサーアフター保証やgoo保証などの外部保証はそこそこの状態の中古車にとって大きなリスクヘッジになることは間違いありません。
カーセンサーアフター保証は237項目に関して保証するものですが、消耗品は対象にならなかったり、電装装備品は1年間のみの保証になるなど事前に把握しておいた方がいいでしょう。
自動車の品質や保証を求めていくと、中古車購入の総額が増えますので、納得のできる落しどころを見つけていい買い物をしたいですね。