ガリバーで値引きは可能なの?中古車の値引きのコツを考えてみた

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値引きって中古車でも可能?

値引きしてもらいやすい時期がある?

値引き幅は車種によっても違う?

 

 

値引きといえば新車での値引きが思い浮かびますが、ガリバーは中古車売買業者としての面が強いです。


業界大手のガリバーは保証が手厚い反面、価格は高くなりがちだという傾向があります。


今回は、特にガリバーでの値引きについて考えていきたいと思います。

 

値引きって中古車でも可能?


これは結論から言って可能です。


ただ、中古車は車ごとに状態が違う一点ものなので新車のように通り一辺倒な値引き交渉ではなかなかうまくいきません。


例えば、新車の場合なんかだとライバル車種とか、競合他社との比較がしやすいので交渉しやすいんですね。


ネットでちょっと比較したら全く同じものが日本全国で売られているわけですから。


「〇〇だとオプションをオマケしてくれて□□万だったよ?」とか「ネットで最安価格調べたらもっと安かったよ?」とか言いやすいんです。


一方、中古車の場合だと『世界中に全く同じ状態の中古車は他にない』ので、比較対象を自分で見繕ってこないといけないところが難しいところでもあり、面白いところでもあります。


たいたいの相場を把握していないと業者の言い値で売られるのがオチですが、上手く立ち回ると期待値以上の値引きに成功することもあります。


相場を把握しておくことは交渉の基本中の基本

中古車は1点ものですが、中古車にもおおよその相場はあります。


例えば、iPhoneの中古でも状態S、A、B、C、、と分けていくと売買されている金額ってある程度機械的に分けることができます。


ソフマップでも中古PCが状態ごとに違う値段で販売されていると思います。
S、A、B、C、、と中古車の状態を正確に分類するのは素人には難しいと思いますが、だいたいの相場は数を見ていけば見えてきます。


相場が掴めて来ると、値引きの可能性についても『見当はずれな要求』にはなりにくいです。


また、相場が掴めていない状態でお店に行っても、相場より高い中古車を多少値引きしてもらって「こんなに値引きしてもらえた」と言いながら相場よりお高く買わされるだけです。


高く売ればそれだけ利益がでるお店と、なるべく安く買いたいあなた。


価格の綱引きという点だけ見れば、利益相反関係ともいえますので、最低でも相場くらいは把握してからお店にいきましょう。


値引きしてもらいやすい時期がある?

中古車売買も旬というものがあります。

具体的に言うと、新生活が始まる直前の1月~2月の中旬くらいです。


4月になってしまうと一気に市場が落ち込みます。


旬が過ぎて車が売れなくなってしまうと、お店としては毎月のノルマを達成するのが大変になりますよね。


買い手であるあなたの方が相対的に立場が強くなるので、値引きしてもらいやすくなるということです。


年単位のスパンだとこんな感じですが、月単位で考えると月末が狙い目です。
毎月のノルマに足りてなさそうな担当者ならなおいいです。


見込み客が他で車を買ってしまうとその担当者の成績に反映されませんが、多少値引きしてでも売ってしまえば、(値引いた分)少ないながらも成績の足しになるからです。


値引き幅は車種によっても違う?


大きく違います。


素人感覚ではどの車種も似たような値引き額を要求したくなるものですが、薄利多売の傾向が強い車種ほど値引きをほとんどしてくれません。


人気のある軽自動車やコンパクトカーなんかだと値引き目標は本体価格の3%が目安になります。


一方、SUVやミニバンだと本体価格15%くらいの値引きを目指せたりします。
値引き限度額の違いは元々の利益率の違いが原因ですね。


あまり値引きが期待できないコンパクトカーで限度を超えた値引きを要求しても値引きしてくれない可能性の方が高いです。


購入しようと思っている車種ごとの目標値引き率についても事前に把握しておいた方が的確な値引き交渉ができるということです。


SUVとかミニバン:15%くらい
セダン:10%くらい
軽自動車、コンパクトカー:3%くらい


が値引きの目標になります。


もちろん、業者が安くでその車を仕入れてきていた場合なんかは、多少安く売っても十分元が取れるでしょうし、売れ残っていて処分したいと考えている車の場合だと赤字覚悟で安くしてくれることもあるかもしれません。


色々な事情で自動車の価格は上下し得るものですが、だいたいのラインは知っておいて損はありません。


業者も人間ですので、無茶な値引き額の要求しかしてこない客は歓迎されません。


ある程度、落しどころに近いラインを提示してくる客になら最大限頑張った額を提示してもいいかなと思うものです。

ガリバー独自の値引き条件


これはズバリ『あなたが足を運んだその店舗に在庫があるかどうか』です。


ガリバーは全国550店舗展開していますので、他店にしか置いてないというケースが多いです。


しかし、その他店舗からあなたが足を運んだ店舗まで距離がある場合だと、陸送費がかなりかかります。


店舗を移動する手間(人件費)もかかりますし、2店舗(在庫を持っていたお店舗と販売するお店舗)で利益を分け合うことになるので販売店としては大幅な値引きをしにくいんです。


その点、販売店=在庫を抱えている店舗だといいことずくめです。


無駄なコストが発生せず、利益は販売店に全部入るので多少の値引きにも応じてくれやすいんですね。


最寄の店舗から少し離れているという程度なら、あなたが直接その在庫のある店舗に行ってみてもいいかもしれませんね。

ガリバーで値引きは可能なの?まとめ


ガリバーでも値引き交渉は十分可能です。


ただ、ガリバーは保証が手厚い分だけ総額が高くなる傾向にあります。


ですので、保証の手厚さと価格差のバランスも考えないといけません。


例えばガリバーが総額110万円、他店が総額100万円だったとします。


保証の手厚さが違うので金額だけを単純比較して「他店の方が10万円も安いですよ?10万円安くしてください」と価格交渉をしたとしても、「(ガリバー)ウチの方が保証が手厚いので、その金額値引くことはできません」となるでしょう。


このあたりは、新車を値引きしてもらうのとは違った難しさがあるところです。


しかし、相場を把握したり、値引きしてもらいやすい時期を狙ってみたりと、立ち回り次第で差がつく部分でもあります。


値引き幅は車種によっても違いますので、ある程度現実的な値引きラインをお願いすることが大事です。


業者によって置かれている事情は違いますので、「ネットで見つけた最安価格が〇〇円だったから、それに近い金額にして欲しい」と言っても「じゃあ、そのお店で買ってください」と言われて交渉決裂になることもあります。


全く知識のない素人からタダ同然で買い取った中古車なら安くできますけど、そこそこの出費を伴って手に入れた中古車の場合は販売価格が高くなって当然ですよね?


中古車は様々な条件で価格が上下します。


ガリバーの場合だと、販売店に在庫があるかどうかでも変わってきますね。

 


そういった諸々のことをひっくるめて、納得のいく中古車に巡り合えるといいですね(^^)

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